今日は『肩の痛み』について。
野球やっている子の肩の痛みなので、所謂『野球肩』と言われますが、一括りに出来ないという症例の紹介
先週末の試合で急遽ピッチャーをやらされて、いっぱい投げてるうちに痛くなった。
一度数年前に肘を壊した。(今は大丈夫)
投げると肩の前の方が痛い。
特にリリース期。
との事でした。
姿勢は
肩関節前方突出
肩甲骨外転下方回旋
骨盤後傾
X脚
前方突出というのは肩が前に出てる状態。
外転
少年野球だとチーム事情にはよるとは思いますが、定位置がない子とかが多いみたいで、今日はライトとショートとピッチャーやりましたなんて良く聞きます(*T_T*)
キャッチャーで肩肘痛いのと、ピッチャーで肩肘痛いのでは原因が変わって来ます
今回は特に気になったのが、シャドーでリリース期に痛みが出てるのに、座ったり仰向けで動かしても痛みが出ないところ。
前も言いましたが痛みにも種類があり、
何もしなくても痛い(炎症)
ある特定の動きをすると痛い(障害)
何もしなくても痛いならその関節の問題がほとんどですが、動くといたいならその動きをどうにかしないといけないので、アプローチが変わってきます。
今回は立って投げる時の痛みなのでバランスを見るために、試しに片足立ちしてみたら、
親も本人も僕もびっくりするくらいグラグラ
目を閉じたら5秒キープ出来ない状態
特に左は3秒で終わり
これでは投げた時に肘が下がって、無理なフォームになってしまって肘や肩に無理がかかるのが明確です
前回と同じ図ですが、
反対側のお尻の筋肉の影響が肘と肩甲骨周りの筋肉のアンバランスまで繋がっていました
肩甲骨を動かすにはバランス良く動かないといけません。
僧帽筋上部と下部と前鋸筋これらの筋肉がバランスよく動く必要があるので、その辺りもしっかりと評価しないといけません。
そして、今回は特に下半身のバランスが悪かったので、治療後は中臀筋のトレーニングを一緒にやりました。
中臀筋はお尻の外側です。、
中臀筋のトレーニングするときは赤丸の所を意識してあげます。
⬇︎これはダメなパターンです
細かい角度とかは気にせず、気持ち後ろくらいでやるのがいいと思います
肘や肩が痛いからと言って局所的な評価をしてしまうと原因にたどり着かず、手遅れになることもあるので、
一つの見方として知っていて損はないと思うので参考にしてみてください
鎌ヶ谷 純接骨院
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